ホテルブライダルの席次『上座・下座』について
上座・下座の意味と由来
上座・下座とは、冠婚葬祭など儀式や宴会などの席次において、主賓や主催者など、その場の最も重要な人物が座る場所のことである。上座は一般的に、最上位の場所や正面の場所を指し、下座はそれよりも低い位置や端の場所を指す。
上座・下座の由来は、古くは中国にまでさかのぼる。中国では、古代から皇帝や貴族などの権威者が最上位の席に座り、それよりも身分の低い者が順に下位の席に座るという慣習があった。この習慣は、その後日本にも伝わり、冠婚葬祭などの儀式や宴会において、主賓や主催者など、その場の最も重要な人物が上座に座るという慣習が定着したのである。
上座・下座の席次は、その場の格式や重要性を示すものである。主賓や主催者が上座に座ることで、その人物の権威や重要性が強調されるのである。また、上座・下座の席次は、その場の参加者の序列を示すものでもある。上座に座る人物は、それよりも下位の席に座る人物よりも、序列が上であることを示しているのである。