ホテルブライダルの席次『上座・下座』について
ホテルブライダル知りたい
『上座・下座』について教えてください。
ホテル&ブライダル達人
『上座・下座』とは、和室の席で座る位置に上下関係があり、上位の人や客が着く席を上座または上席(じょうせき)といい、床の間や宴席の正面に近い席を中心に上座といい、その中心に離れた席を下座といいます。
ホテルブライダル知りたい
上座と下座の具体例を教えてください。
ホテル&ブライダル達人
上座は、床の間の正面、もしくは床の間と反対側の席になります。下座は、入り口に近い席や、部屋の隅の席になります。
上座・下座とは。
和室において、席には上下関係があり、上位の人や客が着く席を上座または上席といいます。上座は、床の間や宴席の正面に近い席を中心とし、その中心から離れた席を下座といいます。
上座・下座の意味と由来
上座・下座の意味と由来
上座・下座とは、冠婚葬祭など儀式や宴会などの席次において、主賓や主催者など、その場の最も重要な人物が座る場所のことである。上座は一般的に、最上位の場所や正面の場所を指し、下座はそれよりも低い位置や端の場所を指す。
上座・下座の由来は、古くは中国にまでさかのぼる。中国では、古代から皇帝や貴族などの権威者が最上位の席に座り、それよりも身分の低い者が順に下位の席に座るという慣習があった。この習慣は、その後日本にも伝わり、冠婚葬祭などの儀式や宴会において、主賓や主催者など、その場の最も重要な人物が上座に座るという慣習が定着したのである。
上座・下座の席次は、その場の格式や重要性を示すものである。主賓や主催者が上座に座ることで、その人物の権威や重要性が強調されるのである。また、上座・下座の席次は、その場の参加者の序列を示すものでもある。上座に座る人物は、それよりも下位の席に座る人物よりも、序列が上であることを示しているのである。
和室の席次の基本ルール
和室の席次の基本ルールは、上座を正面にして、向かって右が上座、左が下座です。
上座には、主賓や新郎新婦の両親、仲人などを着席させ、下座には、友人や親戚などを行います。
席次は、新郎新婦から見て、上座が正面、下座が後ろになります。
ただし、新郎新婦と主賓は、向かい合って座るため、主賓が上座、新郎新婦が下座になります。
和室の席次では、主賓の隣に新郎新婦、その隣に新郎新婦の両親、仲人などが着席します。
その隣には、友人や親戚などが着席します。
席次表は、ゲストに席の位置を知らせるために作成します。
席次表には、ゲストの氏名と席の番号を記載します。
席次表は、会場の入り口に設置するか、ゲストのテーブルに直接置きます。
ホテルブライダルにおける上座・下座
ホテルブライダルの席次を決める際にもっとも考慮すべきは、上座と下座です。上座とは、格上のゲストが座る場所のこと、下座とはそれより格下のゲストが座る場所のことです。ホテルブライダルでは、通常、新郎新婦の両親と媒酌人が上座に座ります。上座は、会場の入り口から見て一番奥の席になります。下座は、上座の反対側の席になります。
披露宴会場での席次の決まり方
披露宴会場での席次の決まり方
披露宴会場での席次には、いくつもの決まりがあります。まず、新郎新婦の席は、会場の中央、高砂と呼ばれる段上に設置されます。新郎新婦の両側には、新郎側の家族、新婦側の家族が並びます。
新郎側の家族は、新郎の両親が新郎新婦の右側に、新郎の兄弟姉妹がその隣に並びます。新婦側の家族は、新婦の両親が新郎新婦の左側に、新婦の兄弟姉妹がその隣に並びます。
新郎新婦の親戚や友人は、新郎新婦の後ろの席に並びます。親戚は新郎新婦の両側に、友人は新郎新婦の後ろに並びます。
また、披露宴会場では、新郎新婦の上座と下座が決まっています。上座は、新郎新婦の席から見て右側の席で、下座は、新郎新婦の席から見て左側の席です。上座には、新郎新婦の両親や親戚、友人のうちでも特に親しい人たちが並び、下座には、新郎新婦の親戚や友人のうちでも比較的親しくない人たちが並びます。
上座・下座にまつわるマナーと注意点
-上座・下座にまつわるマナーと注意点-
ホテルブライダルにおける座席の配置には、古くから伝わる『上座・下座』のしきたりがあります。上座は、新郎新婦の両親や主賓を配置すべきとされる席で、下座は、新郎新婦の親族や友人知人を配置すべきとされます。しかし、現在では、上座・下座にとらわれることなく、ゲスト全員が平等に過ごせるよう配慮するケースが増えています。
上座・下座のマナー
ホテルブライダルにおいて、上座・下座のマナーとして、一般的に意識すべき点は以下の通りです。
* 新郎新婦の両親や主賓は、高砂と呼ばれるメインテーブルに配置する。
* 新郎新婦の親族は、高砂に近い席に配置する。
* 新郎新婦の友人知人は、それよりも少し離れた席に配置する。
* 家族同士の席は、できるだけ近くに配置する。
* 親しい友人同士の席は、できるだけ近くに配置する。
上座・下座の注意点
ホテルブライダルにおいて、上座・下座にまつわる注意点として、以下の点を確認しておく必要があります。
* 宗教や地域によっては、上座・下座の習慣が異なる場合があるので、事前に確認しておく。
* 高齢者や身体に不自由なゲストがいる場合は、上座・下座を考慮せずに、できるだけ配慮した席を用意する。
* ゲスト同士のトラブルを避けるため、上座・下座に固執しすぎず、ゲスト全員が楽しめるよう配慮する。